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新刊のあとがきとか反省とか

せっかくブログがあるのだし、描いた新刊の未来捏造轟飯漫画についてあとがきでも書いてみようかと思い立ち、筆をとりました。あとがきを書くページが足りなかった、要はそういう事です。補足とか個人的萌えポイントとかをつらつらと。自分用です。

語りたいだけ、というか、実質あとがきなので新刊のネタバレに全く考慮してません。大筋しか分からないように書くつもりではありますが、もしもお手元に新刊があってまだ読んでいない方は先に読んでいただいてからの方が良いと思います。

まずは新刊をお手にとっていただきありがとうございました。今回は私の不手際でコピー本になってしまいましたが、想像を超える人数の方にご購入いただきとても嬉しいです。30分遅刻したにも関わらずスペース側で待機していてくださった方もいらして…その節はご迷惑をおかけしました…今後は前日までに新幹線を予約するように気をつけます…

ツイッターでも一通り話した事なのですが、轟君が連絡なしで飯田君の家に帰ってきて晩御飯を作って飯田君の帰りを待っていたり、飯田君の使っているマグカップの模様が轟君とサイドキック達のコートに付いているエンブレムと同じだったり、そういう、細かいところに萌えをちりばめました。轟君の事務所はメディア展開全然してなくて数少ない公式グッズのうちの1つがマグカップだと良いなって。ほんとは蓋つきで魔法瓶になってるんだ…

サイドキック達は実は名前や個性まで全部考えてあったんですが、モブにページを割くのもどうかと思ったので本編では出しませんでした。モブ女子のゴーグルが無駄に多機能感あったり、黒メットのモブが轟君のプライベートスマホを預かっていたりしたのは個性の名残です。あの辺ちょっと謎な感じになってしまって良くなかったね…

なんかもう拙くて読み返すのが辛いなこの漫画…もっと色々やれる事があったな…
この話、始めはもっと薄暗くて長い話だったのを急遽削って当初の半分の今のページ数にしたので、ちょいちょいシリアスの名残があるんですよね。もう少し練り直したかったなぁ…
初め、轟君のお仕事はもっと過激で怖くて、轟君の命に関わるような内容だったりしました。結果として除雪作業にして良かったよね〜子供に囲まれるヒーローショートが描けただけでお釣りが出るよね。

轟君も飯田君も私の何千倍は賢いと思うので、プロポーズの理由も、結婚という出来事がお互いの人生にどう影響するかも、よくよく考えて予測立ててから行動に移すのだろうなぁと思いながら描きました。
hrakは未来の話なので、あの世界のあの時代ではきっと同性婚は珍しいものではなくなっているはずで、だからこそ他人同士が寄り添って生きていく手段の1つとして結婚というものを選んで欲しい。あのように色気の1つもない婚約動機ですが、合理的で無駄が無いからこそ絶対の自信を持ってこの選択をしてくれるんじゃないかなと思います。轟飯らしくて良いなって、私は思う…

ハグもキスも好きも愛してるもワードやアクションとして全く出てきませんが、お互いがお互いを好き合っていて大事にしているのが分かる漫画になっていると良いな…

 

また思い出したら追記で書き足していこうと思います
多分まだまだ裏話あるので